2023年の夏休み、8月は前半から3週間、義理の両親の別宅へ子供だけで泊まりに行きました。
私と夫はシャルルドゴール空港まで同伴しましたが、その先はキャビンアテンダントさんなど空港職員の方にお願いするサービスを使って子供だけで渡航してもらいました。
フランスでは子供だけ祖父母の家で夏を過ごすということが一般的のようなので、空港や飛行機会社の方も手慣れています。
義理両親も、1人は去年から腫瘍の治療投薬中なので体力的には相当つらかったと思いますが、子供は預かりたい、3週間大丈夫との一点張りで、一緒に海に行ったり博物館に行ったり一緒に料理をしたりなど、アクティブに子供と過ごしていたようです。
子どもは上の子は9歳ですが、下は5歳だし男の子だし、癇癪で手をつけられなくなることもたまーにあるので、本当に大丈夫なんかなと思って送り出しましたが、2週間祖父母宅で過ごしている間は姉と喧嘩もなく(!)、お風呂に入るのも一度も嫌と言わず、寝る時間になったら寝る、アクティビティの時間になったら出発する、と模範生徒のような行動だったようです。驚愕。
子供たちが祖父母宅に滞在3週間目に私と夫が合流したわけですが、色々な細かいことが一人でスムーズにできるようになり、わがままを言うことも減り、成長を実感しました。
祖父母宅は子供だけで林間学校等に行くのとはまた違いますが、夏に親元を離れて生活するのは子供の自立にも良いと、経験者の夫は言いますし、実際そうなのだろうと思います。
フランスの夏休みは2ヶ月あり、一応私は就職しているわけではないので子供優先に動けるんですが、子供に自然体験をさせるために2ヶ月間ずっと付き合うのは相当厳しいです。費用もかかりますし、夫はその間会社に行かなければならないので、やるならワンオペ・アウェイでサバイバルなわけです。
そんな時、数週間預かってくれて様々な体験をさせてくれる祖父母がいることは、子供にとっても私たちにとっても、ものすごく有難いことです。
今年の後半から義理の両親はパリ郊外ではなく本格的に南仏へ引っ越すため、これからは子供を週末お泊まりさせてもらうというイベントはなくなり、春休みやクリスマス休暇などの長期休暇にお邪魔する形になりそうで、頻繁に会えなくなることは残念ではありますが、海沿いの街なので子どもには良いかもしれません。
夏に普段の生活と離れてゆっくりできたため、私も色々と新学期に向けて整理ができて、仕事や勉強へのモチベーションを補充できたので良かったです!!