テロに思うこと

このブログの「治安」カテゴリーも、作った当初はこんなに書くことが増えるとは思わず、とはいっても「子育て」カテゴリーには入れられないなと思ってとりあえず作ったもの。でも残念ながらまた「治安」カテゴリの記事です。今度はベルギーでテロ。

被害に遭われた方々は本当に悔しいと思います。私は怖いですが、もううんざりしてきました。

ベルギーと言えば、チョコレートとかワッフル、くらいしか思い浮かぶものがありませんでしたが(おい)、最近は「テロリストの温床」とか「治安悪い」というイメージが先行し、当分旅行しない国リストに入ってしまった感があります。フランスも同じくでしょう。

ブリュッセルはフランス語圏ですから、昨今のテロリスト集団はフランス語話者なんじゃないかと個人的に思っています。だからどうした、なんですが。私にとっては、何故テロリストが生まれてしまったのかというところが、今後フランスで生活していく上で気になっています。

子どもを育てている身としては、教育でなんとでも変えられる可能性がある、と思う。成人後の大人は分かりませんけれど、赤ちゃんの頃から犯罪者になりそうな子、だなんて想像できません。教育といってもお勉強じゃなく。小さい頃からちゃんと語りかけとか、スキンシップとか、楽しい遊びや、趣味とか、豪華じゃなくても家族や仲間との賑やかな食事があって、じゃあ明日自爆しようって、なるんですかねえ・・。

フランスとベルギーでは公立の義務教育はタダです。どんなに貧困層でも全員学校へ行けるこの平等さ。それなのに何かに憤慨して自爆する人がいるという不可解さ。どんな幼少期を送っていたんだろうと、2歳児を育てていると、そういうことが気になってしまいます。

子育てって、やりようによっては犯罪者を生む可能性もあるということを肝に銘じ。どの国も、保育園から中学校くらいまでの「人間教育」に携わる方々を、親も含めてもっと評価していったほうがいいと思いますわ。こういうことって金融とかと違って数字で成果が見えにくいから、うまく評価できないんでしょうね。でも今回のテロでの損失はいくら、とかって計算できるはずだし、犯罪者を育てた親や環境を調査して、反面教師にしていくとか、、色々考えてしまうけど、どの国もそんな暇と資金が無いってことですかねえ。

どうにかならんものでしょうか。

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