嗚呼、健康ってすばらしい!
渡仏1年目、今年の春は、母娘かわりばんこにバタンキューが止まりません。。
急性の蕁麻疹(娘)、足の怪我(私)、風邪(私)、歯の怪我(娘)と来て、やっと虎口を逃れたかと思ったら、そうは問屋がおろしません。
次はいわゆる“お腹の風邪”、フランスでは通称「ガストロ(Gastro-entérite)」が待ってました。
ガストロってなに?
「ガストロ(Gastro-entérite)」のWikipediaで日本語版を見ると、「胃腸炎」だそうです。
まー大変でした。以下、汚い話が続きますのであしからず。
まず先陣切ったのは娘で、先週土曜日の夜中に突然嘔吐。
その日は異常に暑い日でした。なのに最も暑い時間帯に近所の畑狩りに行ったのがいけなかった(憶測)。
翌日日曜日には娘は37度ちょっとの熱も出て、下痢になってしまいました。
月曜日、すぐに病院に行けば良かったのですが、熱が下がったので家で様子見・・・今から思えばアホやー!
なぜなら、月曜の夜から私も感染して嘔吐。
つわりでさえ吐かなかった鋼の胃腸を持つ私。こりゃ変だ、もしかしてノロウイルスみたいなやつなのかもーと気づいた時にはもう遅い。
不調を感じたらすぐ病院へ行け
体が鉛のようにだるくて動けないのです。熱は38度未満だったけれど、インフルとはまた違う倦怠感。
ここから2日間、ほとんど記憶がありません。医者のとこまで運転する元気も無い。使い物になりません。
娘と一緒にお昼寝するも、寝ても寝てもいっこうに体力が回復しないのです。
しかも手当らしきことは何もしないうちに娘のほうが先に回復してきたもんだから、体力がついていかない母。
日中はなんとか娘を見張ってるけど(一緒に遊ぶ気力無し)、旦那が家に帰ってきたら即バトンタッチで私はベッドへGO!
2日目には降参し、旦那に頼み込んで取り急ぎ内科へ連れて行ってもらい、大人用の薬を処方してもらってだいぶ良くなりました。
飲んだ薬は
- Métoclopramide(メトクロプラミド):吐き気に
- Spasfon-Lyoc(スパスフォン):腹痛に
- Doliprane(ドリプラン):痛み止め
お腹の薬が強いらしく、飲んだ翌日には口中が口内炎だらけ!驚きました。。(服用をやめればすぐ治る)
なお、私がダウンした2日間の娘の朝・夜ごはん、お風呂から寝かしつけ、洗濯など、旦那がひとりで育児・家事全般を切り盛りしてくれました。あっぱれ!
娘のほうはというと、病院に行く間もなく、一週間経ってようやく下痢も治り、食欲も回復してきました。
ガストロの兆候は?
今から思えば、この「ガストロ」の兆候がありました。
・気分が悪くなる数時間前から「筋肉痛」「関節痛」が発生する
のです。
薬局の人も「最近ガストロ(胃腸炎)が流行っている」と言っていました。
フランスは乾いた気候だからか、冬だけでなくこうして6月でもお腹にくる風が流行するのでしょうか。
なお、コカコーラが効くという風の噂を信じて飲んでみましたが効き目はありませんでした。
フランスの胃腸炎、自力で回復するのは至難の業です。すぐに病院へ行きましょう!
私たちもこれから小児科へ行ってきます。