赤ちゃんのガストロ(急性胃腸炎)の対処法

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生後15ヶ月になる娘のガストロ(急性胃腸炎)。

発症から1週間以上経ってほぼ治りかけですが、念のため小児科へ行ってきました。

ガストロ(胃腸炎)はフランスに長期間滞在したら、高確率でうつる病気なので、今後の対処法も聞けて良かった。以下、我が家のかかりつけ小児科医による話をまとめます。

※医師によって治療法は異なると思うのであくまで我が家の場合です。

ガストロ(急性胃腸炎)になったときの対処法

1.とにかく「脱水」を防ぐことが最重要

ガストロ(胃腸炎)にかかると、嘔吐や下痢といった症状で、体内の水分量が低下してしまうのが危険です。体内のミネラルも排出されてしまうため、血圧低下を招く恐れも(めまい、意識を失うなど)。

ポカリのように塩分・糖分の入った経口補水液を努めて摂取すること。

特効薬やワクチンは無いので、あとはひたすら休養して回復するのを待つことです。

水も受け付けず飲んでも吐いてしまう場合は、一気飲みではなく、10ml、20mlというように少しずつ飲む。10mlって、小さじ2ですからね!飲むというより、舐める感じですかね。

フランス小児科からは経口補水液として「Adiaril(アディアリル)」を処方されました。処方箋がなくても薬局やネットで買えます。

2.早めに医者へかかり、薬をもらっておく

ボヤボヤしている余地はありません。伝染るんです。うつる前に早めの対処を!

ガストロ(急性胃腸炎)だけど食事はどうする

1.人参とお米!

この2つをメインに献立を作ること。下痢に良いらしい。日本の重湯も良いと思う。

お肉やお魚は継続、控えなくて良い。緑の野菜は避ける。

娘には人参ピューレ粥、私はひたすらインスタント味噌汁、ご飯、梅干で乗り切りました。

2.乳製品は継続

母乳・ミルクは通常通り継続。ヨーグルトのたぐいも継続すること。小児科医によると昔はNGだったけど最近はOKらしい。

デザートのコンポートもあげてOK。

娘は、朝のミルクは熱がある時もみずから飲んでいましたが、食事や大好物のデザートは残していました。

ガストロ(胃腸炎)の原因

ガストロが流行しているならウイルス性です。でも人によって症状が違います。

元気な人はウイルスを持っていても症状が無いことも。抵抗力が弱い赤ちゃんとか老人、病人とかは嘔吐・下痢・腹痛などの症状が出やすい。旦那はフランスで育ったから免疫が多少あるのか、今回娘と私が倒れてもびくともしませんでした。

さて、今回の私たちのガストロ(胃腸炎)の感染源は・・・

先週土曜日の猛暑や、ビニールプールに入れたことを小児科医に話しましたが、首を縦に振らず。

「誰か他の子供に会ったりしなかった?」と聞かれて、思い当たったのは先週金曜日に遊びに行った「地元小学校の文化祭(Keremesse)」。そのことを話すと「それだね!」と即答。

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小学校のお祭りなので、子供の親御さんから、じいさんばーさん、兄妹姉妹らしき若者も大集合していた文化祭。そして同じ地区の薬局が「ガストロ流行ってるよ!」と言うくらいですから・・・まあここが感染源でしょう。

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しかも、わたしと旦那は軽くサンドイッチを食べたんです、ここで。お手ふきは使わず・・・娘にはパン屋で買ったパンをあげて。絶対これがいかんかった!

ガストロ(胃腸炎)の予防法

家に帰ったらまず手洗い、オムツを替えても手洗い、手は荒れますが仕方ない!

日本からフランスへ観光に来る人は除菌ティッシュは必須です。除菌ティッシュをいつも肌身離さなかった友人Sを思い出します・・・君は正しかった!

フランスではレストランでもめったに見かけないお手ふきやおしぼり。だからガストロが流行るんじゃないの?(笑)

うちの娘は隙あらば指しゃぶりをしてしまうので、完全に除菌しきれません。インド人がインドの水を飲んでもお腹を壊さないように、こうして免疫をつけていくんでしょうか。

なお、ノロウイルスのように感染力の強いウイルスの場合、汚れた衣服類やトイレは消毒しないと危ないようです。ミルトンのような塩素系消毒剤や家庭用漂白剤(ハイターとか)で消毒するようにとのこと。参考:感染症情報センター

家庭での消毒方法はここが参考になりました!⇒福山市ノロウイルス対策マニュアル

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