娘の水ぼうそうも、発症8日目。山場は越え、相当良くなりました。
発症4日目
- 熱は朝38.0、昼38.5、昼寝後39.2、夜38.5
- 昼寝が長い。
- まだ顔の発疹をかゆがる。
- 腹や耳の後ろなど、初期に出た一部の発疹は赤黒いかさぶた状になってきた。まだ水ぶくれ状の発疹もあり、混ざってる状態
- 牛乳と炭酸水がぶ飲み。パンのほかに、りんご、ぶどうも食べた。
- 夜は良く寝た
発症5日目
- 朝起きると顔の発疹の赤みがひいた気がする。一目見て、ピークは過ぎたと感じた。
- 熱は朝37.5!昼36.8、やっと下がってきた。小児科の言ってたことはおおよそ正しかった。
- 遊びの集中力が少し伸びる。
- 便秘。昨日はロクなものを食べていない。
発症6日目
- 顔を見ただけで回復傾向なのが分かる。顔のむくみ・発疹の水ぶくれも消え、ほぼ瘡蓋に。
- 白目も赤みが消えた。
- 熱は36.6~37度、平熱に。
- いたずらをする元気が出てきた。
- オムツの中だけ発疹が乾燥しないので、本格的なトイレトレーニング開始。
- 便秘が出た、おまるじゃなくて床に。
- 食欲が出てきた。昼寝も2時間通して寝られた。
発症7日目
- 平熱36.6
- まだ痒がってかさぶたをはがす(涙)
- 自発的な食欲が出てくる
- 昼寝ぐっすり寝られる
- 指にできた瘡蓋をはがそうとするので絆創膏を貼る
発症8日目
- 平熱36.8
- まだ痒い。何度言っても瘡蓋はがす。
- 新しい発疹は見当たらない。すべて瘡蓋と、瘡蓋がはがれた発疹のみ。
- 顔で多いのは、おでこと目の周り。頬は少ないのでまだ救いがある。
峠は1~4日目でした
娘が一番つらそうだったのは発症1~4日目まで。私も、一体いつになったら終息するのか、重症化するとどうなるのかとか、どうすれば重症化しないのかとか、もー分からないことだらけで、先が見えず不安でいっぱいの日々。外にも出れないし、色々ときつかったです。
「かさぶたをはがすと痕が残る」と言われますが、どんなにクリーム塗っても、掻いちゃダメと言っても、うちの2歳児は痒がっててかいてしまいます。小児科の先生も「痕が消えるのは時間がかかるけど、必ず消えるから気にするな」と言っていました・・・ほんまかいな、期待薄。
まあ見た目の問題より、眼が失明したり、回復後の体が弱っているときに他の感染症にかかったりするらしいので、そっちのほうがよっぽど怖い。娘も左目の目頭付近の充血が続いていましたが、ピークを過ぎてからは綺麗な白めに戻りました。大丈夫なんだろうか。
幸い、うちの娘に関しては、発疹は顔から頭からオムツの中まで100個前後、“ちゃんと発症した”ため、今後よっぽど体が弱ったりしない限り、再び水疱瘡になる可能性は相当低いと思われます。
ただ、水疱瘡ウイルスに一度かかると、成人後に帯状疱疹や、これが重症化すると顔面麻痺などになる可能性もあるらしく、そもそもワクチンを打って感染させないほうが良いと考えてるっぽい日本と(参考;国立感染症研究所「水痘ワクチン2回接種の必要性」)、小児の水痘ワクチンは定期接種に入っておらず「小さいうちにかかっておくべき病気(by小児科)」と認識しているフランスのあいだで、結局水疱瘡にかかって良かったのかどうか、私には分かりません。
フランスで水疱瘡の予防接種をしないのは終生続く抗体を得るためだとか。たしか以前住んでいた場所の小児科で水疱瘡のワクチンについて話したことがありますが、その際必要ないと言われた気がします。でも予防接種をしておけば、もし感染&発症しても軽く済むらしいので打っておけば良かったなと、水疱瘡患者を目の当たりにして思います・・・。
ということで、ほとんどの人が水疱瘡の罹患経験ありと思われるフランス。発症している人は「普通に外出しても問題ない(by小児科)」との認識で、バイオテロ。
フランスでは、日本より水疱瘡ウイルス保菌者がウロウロしている確率は高いと言えそうです。旅行される方はご注意を!