今日は11月11日(祝・火)。ここフランスは祝日なのです!第一次大戦が終わったことを記念する祝日だそう。
1918年11月11日休戦記念日は、ドイツ降伏と第1次世界大戦終結を記念する日です。11月11日は今では戦没兵士を追悼する日となりました。
えっ、確かこないだ10月末に10日間くらいToussain(トゥーサン)っていうバカンスがあったよね!?また休んじゃってメリハリつかないよね!?なーんて・・・杞憂でしょうねえ。学校も会社もみんなお休み。子供だけじゃなく大人もがっつり秋休みが存在する国、フランス。
ということで、今日は旦那の友人家族が我が家に遊びに来ました。こちらも日仏家庭です。お子さんがいて、4歳と7か月の男の子。下の子はうちの娘と同じ月齢!可愛いちいさなお客さんに、娘は嬉しかったんだろうなあ。いつもは長く持たないお座りも、おともだちと向かい合って頑張って持ち堪えていました!
赤ちゃんたちはまずお互いの存在を目で確認したあと、お互いの動きを真剣なまなざしで観察しつつ、笑顔を見せたり、近づこうとしたり、おててやあんよを触ろうとしたり、たたこうとしたり!
おもちゃも容赦なく奪い合い。
そうしてコミュニケーション(?)を取っていたかと思いきや、飽きちゃったのかね。各自、ひとり遊びに没頭。
いやー子供って楽しい!母さんは終始飽くなき目で赤ちゃんたちを見つめていたよ。
成長も楽しみ。でもまだまだ赤ちゃんでいて欲しい。
さて。ホスト側もお客さんも、互いのチームに赤ちゃんがいると、いつ赤ちゃんが泣き叫ぶか分からない。そんな時に出せる料理は、あらかじめ下準備ができて、失敗しにくく(重要)、簡単に食べられる上に、冷めても美味しいメニューが理想!
そんな時、うちはいつもタコスが定番。
具の野菜たちは洗って、水気を切って刻むだけ。
タコスミートは市販のソースで味付け。これね。
前日作っておいたほうが味が染みて美味しいし、当日あわてなくて済みますよー!
タコスのレシピ
8人分
<材料>
1)タコスミート
- 牛ひき肉 800g
- 玉ねぎ 1個
- にんにく 2個
- サラダ油 ひとまわし
- タコスソース(市販の)
2)野菜
- レタス 適量
- パプリカまたはピーマン 適量
3)トマトサルサ
- トマト 4個
- パクチー 適量
- 塩 小さじ1/2
- レモン汁 小さじ2
- タバスコ 3振り
4)アボカド
- アボカド 2個
- レモン汁 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
5)チーズ
- シュレッドチーズ ボウルいっぱい
<用意するもの>
- 中華鍋(タコスミート用)
- 2)~5)用のボウル4つ
<レシピ>
- 1)のタコスミートから先に作る。玉ねぎ・にんにくはみじん切りにし、材料全てを中華鍋に入れて炒める。脂の多い牛肉はサルサソースを入れる前に一度油をキッチンペーパーで取ること。脂の少ない牛肉なら、火が通る前にサルサソースを投入。
- たまにかき混ぜながら火を通す。ムラなく火が通っていたらできあがり。
- 2)の野菜をせん切りにする。これは当日切りましょう。
- 3)のトマトサルサを作る。トマトは種を取り、ダイス状に切る。パクチーはみじん切り。材料をすべてボウルに入れて混ぜ、冷蔵庫で冷やしておく。
- 4)アボカドは中身をくりぬき、つぶして(もしまだ熟れていなければひと口大に切って)、ボウルに入れてラップをして冷やしておく。
- 5)チーズはボウルに入れておく。
<ポイント>
- 牛ひき肉の脂肪分の量によって味(とカロリー)が変わってきます!生肉に白い脂が入っているなら、ソースを混ぜる前にキッチンペーパーで脂を取ること!取らないとソースの味がしません。そのうえ、冷めたら牛の脂は固まるので美味しくない。
- タコスミート用の市販のソースは、脂肪分の少ない牛肉の場合は火が通る前に混ぜたほうが味が均等に行きわたります。肉に火が通ってからソースを混ぜても、ひき肉がダンゴ状に固まってしまうので、味にムラが出ます。だからといって、そのひき肉ダンゴをつぶすのも一苦労です。
- トマトサルサの種を取る作業は時間がかかるけど重要!種を取らないとタコスを食べる時にトルティーヤに穴が開いたりして食べにくい。
- アボカドは、空気(酸素)に触れるとすぐ黒ずんでしまうので、食べる直前に用意する。レモン汁には酸化防止効果があるため、切ったらすぐレモンを混ぜましょう。
あっという間にパーティーは終わってしまったけれど、おうちに子供がたくさんいて楽しかったなぁ。保育園みたい。
うちの娘ももうすぐ8か月。今日は時間無かったから、明日はたくさん絵本を読んであげよう!