今年の6月頃までは相当悩まされていた娘のイヤイヤ期。

たしか夏休みシーズンが始まる７月始めは「保育園がお休みになって、ご近所のお知り合いも日本へ一時帰国してしまい、娘と2人で毎日果たしてやっていけるんだろうか」と不安でした。が、親子ともになんとか楽しく、８月半ばまで来ることができました。

やっぱり夏は外遊びがたっぷりできるのが良い！公園に行くといつも子供たちで賑わっていて、保育園に行かなくても娘の近い年齢の子と戯れたのが良かったんだと思う。

そして、何を今さら感満載なんですが、個人的に大発見だったのが、「抱っこ」でイヤイヤ半減です。おかげでイヤイヤ期は踊り場に出たというか、次のステージに来た感あります。

イヤイヤが激しすぎて、娘が言うことを聞かなくなり私も怒ったりしていた頃（６～７月なので2歳3~4カ月目）、このままではまずいと思い、手当たり次第に色々試していたなかで一番効果があったのが「抱っこ」。

なにも特別な方法とかではなく、とにかく抱っこする。遊ぶより食べるより、一日中「抱っこさせてー！」と追いかけまわし、無理やり抱っこしたり、チューしたり、くすぐったり、マッサージしたり、「可愛いかわいい」と言いいまくることに専念。嫌がられても続ける。ストーカーです(笑)。家でダラダラついでに、集中抱っこ？をした日は、すぐに効果が感じられました。

毎日そんな感じで可愛がっていたら、７月から８月にかけて、私の言うことを聞いてくれるようになり、怒ることが激減しました。これ、きっと自然にできているお母さんたちは、育児が楽しめるんだろうなと思いました・・・。いま気付けて良かったです。

とはいえ、未熟な母のほうは一日そこらで急に成長するわけでないんで、やっぱりたまにムカッときたり、冷静になれない発言をすることもあります。でも、心の平穏を保てる方法を知って、自分も相当ラクになって助かりました。

世の中には色んなタイプのお子さんがいると思いますが、うちの娘の場合、明らかに必要ないところで私がイライラして怒っていたことが多かったんで（汗）、重要でないことは怒らないと決めてみました。いったん決めてみると、案外怒らずに済むんで(おいおい笑)、今までのイライラは一体何だったのかと、拍子抜けの感じもあります。

あと言葉で伝わらないときは、イラストを描いて説明するというのが非常に効果ありました（歯磨きでばい菌がいる絵を描いた）。

そんな感じで試行錯誤ですが、怒ったり命令して何かをさせるより、理解させて自ら動いてもらうほうが何倍もラクでした。2歳過ぎると、言っていること全部分かってると思いがちでしたが、全然そんなことは無かった。そりゃそうだよねーただでさえ二言語だしね。

今日で、家で過ごす夏は終了です！終わってみると、早かった。大したことはしていないけど、私と娘のあいだには大きな進歩があった夏になりました。収穫ありで良かったよ！

さて明日から2週間、南仏方面へ家族旅行に出かけます。行先は、リモージュ―サンテミリオン―トゥールーズ―モンペリエ付近―トゥーロン付近という感じです。