このあいだ、諸事情により、トマトの種だけ取り除きました、それも4個分!
取り除いたはいいけど、この種どうしてくれようか、と思っていたところに、チキンが安くなっていた!ので一緒に煮込んでしまうことにしました。
トマトと鶏肉にピーマン(またはパプリカ)を加えて煮込めば、フランス家庭料理の定番「鶏のバスク風トマト煮込み」の完成♪
「バスク風」と付くと、ただの「鶏のトマト煮込み」なのに、ごちそう感が出ます!
ま、実際は、
材料ぜんぶ鍋に放り込んで30分~40分(適当でOK)ほど火にかけて放置する、という至って簡単な料理なんですが、味は異国情緒あふれて美味しいのです。そのうえ、お米と一緒に食べるのが一般的のようで、日本人の私にとっても嬉しいメイン料理。
レシピ:鶏のバスク風トマト煮込み
4人分/ 所要時間40分~
<材料>
- トマト缶(ホール) 1個・・・・・私は今回に限りトマトの種4個分+トマトの皮で対応。トマト缶のほうが美味しいと思います!
- 鶏肉 400g(むね肉、もも肉など)
- ピーマンorパプリカ 大2個
- 玉ねぎ 中1個
- オリーブオイル ひとまわし
- にんにく ひとかけ
- 唐辛子 1かけ
- 塩 小さじ1/2
- コショウ 少々
- 白米 2合(炊飯器で炊く)
<用意するもの>
- 鍋20cm
<レシピ>
- 玉ねぎはくし切り、にんにくはみじん切り、ピーマンは種を取り太めのせん切りにする。
- 鍋にオリーブオイルをひとまわし入れたら、玉ねぎとにんにくを入れて中火で炒める。
- 香りが立って来たら、鶏肉を投入。両面が焼けて白くなってきたらトマト缶を投入、中火で沸騰させる。
- 弱火にし、唐辛子、塩を入れて、鍋のフタして30分ほど煮込む。念のため、10分ごとにフタを開けて焦げていないか底を混ぜてチェック。煮込んでる間はお米を炊いたり、食器洗ったり。
- 30分後、フタを外し、味見しながらトマトソースを煮詰める。
- ご飯と一緒に盛り付けてできあがり。
<ポイント>
- 玉ねぎが焦げやすいので、火加減と放置具合に注意。
- 鶏肉は塩・酒・砂糖で下味をつけておくと(※1)より美味しい。またはソテーやグリルして冷蔵庫に残っている鶏肉でもOK。
- 私はにんにくすりおろしを使用したけど美味しかったです
- 離乳食にトマトを使用する場合、皮や種を取り除くことがあるので、この料理が救世主となります☆
<お味は>
唐辛子が入っているからか、なんだか夏っぽい、イタリアっぽい、でもちょっとアジアっぽい味。ご飯は日本米のような粘るお米より、タイ米みたいにサラッと、ぱらっとしたお米のほうが、ソースに絡めたときに美味しい気がしました。
ちなみに、バスクっていうのはスペイン北東~フランス南西部にかかる地域を指すようです。(Wiki調べ)
さて、以下は今日の我が娘ちゃん。
いよいよ明日で8か月を迎えます!
ただいま寝返り全盛期。コロコロ、コロコロ、部屋から部屋へと横断中。腕の力をうまく使って方向転換しながら、気のおもむくまま、あっちへこっちへ動き回っております!
よいしょ、よいしょ!
さて今日は、近所のPMI(母子相談室)で解放される児童館に出かけてきました。
結構にぎわっていて、アルジェリア系ママとフランス人のハーフの男の子アリス君11か月、ギニア人の男の子ママドゥ君13か月、あとは国籍分からないけどアラブ系の兄弟(上は3歳、下は7ヶ月半)、アフリカ系の男の子2歳くらい?。総勢5人の男の子にうちの娘で6人でした。
このうちアルジェリア系ママが気さくな面白い人で、「実は女の子が欲しかったの」とのこと。どうりで息子くんの髪型が女の子みたいにゴムで2つ結わいています(笑)!女の子だとやっぱり可愛いのか、うちの娘を抱っこしたりくすぐったり、名前を何度も呼んでとってもかわいがってくれて、はじめは娘も、見知らぬ女性に驚いた様子だったけど、すぐになついてしまいました。
日本の児童館でも、見ず知らずの他人の子供をこんなに可愛がってあげたりするんでしょうか?実際、フランスではスーパーでも、銀行の窓口でも、通りすがりでも、赤ちゃんを見かけるとかなりの確率で「まあ可愛い、何か月?」「女の子?男の子?」「寒くないの?大丈夫?」など、とにかく声をかけてきます。おばさんが大半だけど、たまにおじいさんも通りすがりに「可愛いねえ」とつぶやいたり。人生史上初の子育てをフランスでしているから日本と比較できませんが、まず日本ならこんなに皆が気さくに見知らぬ人に話しかけないだろうなと。話しかけたとしても、猫かわいがりしていきなり抱き上げたり、頬ずりしたり、くすぐったり、ということは、他人に対して遠慮があるからしないだろうなあと思います。東京だけで、地方は違うのかも?
私はこの子供に対するフランスの大げさな愛情表現がとっても好きです。