我が家はパリ北東部。シャルル・ド・ゴール空港（CDG)に近いため、友人が旅行ついでに立ち寄ります。

10月末には旦那の大学時代の友人カップルが泊まりにきました。彼らはカナリア諸島（スペイン領）にバカンスの予定で、CDGから早朝便で経つため車を置かせてほしい、という要望。が、こちらも早朝5時頃に来客があるより前日に泊まってもらったほうが助かる！早起きいやだよってなわけで、夜ご飯を一緒に食べて泊まってもらいました。その際、友人が持って来てくれたのが「シェーブルチーズ（山羊のチーズ）のタルト」。これが美味しかった～ので、今回自分で作ってみました。

シェーブルチーズが日本では見つけにくいけど、普通のカマンベールチーズでも美味しいと思う！オーブン放り込んだら終了の簡単レシピです。

レシピ：シェーブルチーズのタルト

4人分／電気オーブン：30分・180°

＜材料＞

• パイ生地　　　　　　1枚
• シェーブルチーズ　100g
• トマト　　　　　　　　　2個
• 卵　　　　　　　　　　　3個（もし無ければ2個でも大丈夫でした）
• 生クリーム　　　　　　100cc
• ベーコン　　　　　　　100g
• 塩　　　　　　　　　　　1g
• コショウ　　　　　　　　少々

＜用意するもの＞

• 28cmタルト型
• ボウル　中

＜レシピ＞

1. オーブンを180°に温める。
2. タルト型にパイ生地を敷く。
3. ベーコンをさいの目状に切り、パイ生地の上に散らす。
4. シェーブルチーズをひと口大に切り、パイ生地の上に散らす。
5. トマトを半月状にスライスし、パイ生地の上に敷く。
6. 卵をボウルに割りいれ、生クリーム、コショウ、塩を混ぜ合わせ、パイ生地の上に流しいれる。
7. オーブンに入れ、30分焼いたら出来上がり。

＜ポイント＞

• 卵は2個でも問題なし。でも3個入れたほうが、コクがしっかり出る。
• 塩味はベーコンとシェーブルチーズから出るので、1g以上は入れないほうが良い。
• 私は間違って200°で焼いていたので生地が焦げてます・・・生地だけ焦げそうになったら端だけアルミホイルで囲うようにかぶせる。
  

＜お味は＞

山羊のチーズは苦手な人も多いけれど、こうして焼くと匂いが軽減されて食べやすくなるんです。トマトの酸味と合うし♪

フランスにはタルト生地（パート・ブリゼ）の既製品が安く手に入るので、我が家はパイ生地とタルト生地、両方を常備して使ってます。急な来客があっても、この生地に、卵・生クリーム・ベーコンさえあれば、とりあえず一品出すことができるのでとっても助かる！

さて、今日は義父邸に娘を預ける訓練をしに行きました。

義理父の家はパリ郊外、北西のコロンブ市というところにあります。パリ市内からすぐ。ていうか、ほぼパリ。

義父母のおふたり、土日は仕事がお休み。「ぜひ赤ちゃんを預けてね！」と前々から言ってくれていたので、「ええ！是非に！！」と先月も預けに行きたかったんですが、10月は果たして一体何をしていたのか分からないくらいあっという間に終わってしまったので（日本の家族が帰り、風邪ひいたり近所のスポット発見に忙しかった）、11月になってようやく預けに行く態勢が整いました！

12月に入ったら、私もクリスマスマーケット（マルシェ・ド・ノエル）を見に行ったりしたい！赤ちゃんにもジジババさん達も、お互いに少しずつ慣れておいてもらわないと、あっという間に今年も終わってまうで。というわけで。

今日は12時過ぎに自宅を出て、13時過ぎに義父宅へ。挨拶もそこそこに、すぐに離乳食を開始。生後8か月を迎えた娘は指しゃぶりをしながら離乳食を食べるので、顔中ピューレだらけで無残なことに・・・こうやって食べさせるのにもピューレが飛び散るのでひと苦労なんですよー。朝からパジャマ着替えさせていないけど決して怠慢なのではなく、昼ご飯でめちゃくちゃ汚れるから昼ご飯の後に着替えてるんですよー、など義父たちに裏事情を分かってもらったうえで、それぞれお散歩に出かけました。

義父たちがベビーカーで赤ちゃんをお散歩に連れ出してくれている間、私と旦那はコロンブの商店街をブラブラお散歩。

今日は午後も陽射しが明るくってお散歩日和！商店街には露店商がたくさん。既にクリスマスマーケットなんだろか。

リンゴジュースを無料で飲ませてくれたり！

ドライフルーツ屋さん。下のソーセージ屋さんは、鹿肉、牡牛肉などマニアックな種類も取り揃えてて、人気でした！

チーズ屋さんは試食を出してるので、子供もおじいさんもみんな吸い寄せられて、食べる食べる！もちろん私たちも頂きました。美味しかった～♪

ちなみに、オリーブ屋さんがあったけど、うちの近所のマルシェで買う10倍の値段でした！！ちょっと驚き、ぼったくり？ほぼパリだから？

1時間半くらいの散歩だったけれど、あっという間。

赤ちゃんと少し離れて自分たちの時間を持つのもたまにはいいなあと、でも早く娘の顔を見たいなあと、美味しいチーズとハムを頬張りながら実感した週末の昼下がりでした。