外出禁止生活1週間経過。

で、実際のところ、どんな感じかというと？

未就学児二人いる専業主婦的には、普段の長期休暇（春のバカンスや年末年始）とほとんど変わらんです。

我が家は旦那様も２週間休業扱いになったので、２週間自宅で家族４人が缶詰状態で暮らしてます。正確には、前半１週間は会社全体が消毒のため休業。後半１週間は緊急プロジェクトメンバーだけ出勤してます。

外出できるのは１日２０分程度、自宅から半径１km以内と制限されたのが最近のこと。

私も旦那もインドア派だし、家が大好きな出不精なので全く苦痛じゃないですね(笑)。これ威張るとこじゃないけど、今回は功を奏してると言えます。

もちろん、たまに違うコースや公園、森を散歩したいなと思うけど、最低でも１年半待てば普段の生活が送れるはずと信じてるから耐えられます。（１年半てのは、ワクチンか治療薬ができるまで。全世界で開発してるし２０２１年夏までにはできると思う ）

まあ、もし１～２年後解決されてなかったとしても、第二次世界大戦の時のように家を失い、草を食べ、という『火垂るの墓』的状況では無いし。

フランス人の中には「夜も眠れなかった」という人が知ってるだけで２名いるけど、我が家は免疫落とさないためにもガン寝です(笑)。

主婦的には、３食みんながしっかり家で食べるから料理という家事は増えました。1回疲れてピザ取ったけど、体調悪くなるんでやっぱ自炊最強ですね。

あとは上の子の宿題見るのと下の子をあやす、これを両立させるのが大変ですねえー。が、まあ時間だけはたくさんあるから、締切も無いし、どうにかなる。

育児も家事も旦那と半々で分担できるから、むしろ普段より楽ちんよ。

今のとこ、スーパーに朝行けば、新鮮な食材・日用品は普通に買えます。除菌アルコールやマスクは無い。医療用を優先してるから、一般市民には永遠に行き渡らないと思う。今は外出禁止だから別にマスクも使わないけどね。

買い物行くときや、旦那の会社が復活したら使い始めると思います。ギリギリ一人一枚ストックがある状態だから、禁忌の使い回しです。

フランス人でもどこから入手したのか、マスクしてる人がいたり、マフラーやスカーフで隠してる人もいる。まあやらないより、対策しておくと精神衛生上いいよね。

子供達はというと、友達と遊べないのが不憫に思うけど、今のところ二人共毎日大笑いする元気があるくらい適応してます。

だんだん日々のルーチンも決まってきました。

１，午前中は、朝ごはんの準備を一緒にして、１０時から幼稚園の宿題。

先週娘と作った料理は、朝のスムージー、スクランブルエッグ、クレープ。昼はパスタやチャーハンも作って娘ご満悦。

その間、下の子は粘土したり、パズルしたり（１分程度）、つまみ食いしたり、きゅうりの皮剥きに挑戦したり、いたずらしてますね・・

２，昼食前に一旦お散歩。家族全員ポチですよ。または天気によっては夕方お散歩。

３，昼は日本の家族や友達とビデオ電話したり、ベランダで日光浴したり。親も一緒に遊ぶ日もあれば、姉弟で遊んだり、娘が一人遊びしたり。

４，夕方は毎日エクササイズの時間にしたので、習い事のダンス練習。講師の先生がお手本動画を撮って送ってくれたので、それに合わせて。

あとはYouTubeのダンス動画＆ストレッチ動画に合わせて親も一緒に体を動かして汗をかく。これ結構楽しいですよ。外出禁止が解けても習慣にしたい。

という感じで、日々やること多いんです。娘も「明日はこれをやろうよ」と色々提案してくるのであっという間に2週間目に突入です。

ただこれね、うちの場合だけど、気を抜くと太りそう笑

家にいると色々作りたくなってしまうし。子供がいるからまだ自制きくけど、子供いなかったら食っちゃ寝になりそう。

フランスは酒屋さんも開いてるので、外出禁止解けたら、肥えた、アル中気味だって事例多そうだなー。

フランスの現状については、 以下、辻仁成さんの記事がわかりやすいです。
https://www.designstoriesinc.com/panorama/qa/

外出禁止の違反罰金した人は1週間で既に10万人以上。

移民の中には読み書きできない人もいるので、日本みたいに一斉に統率できないんだなと思う。もちろんおバカな若者いるのは万国共通だけど。

罰金額も最高40万超え、再犯続くと牢屋にブチ込まれます。

医師は専門外でも救命に駆り出されてて、現に産婦人科医で2人目の殉死も。農家は国境封鎖につき人手不足なので、今後は食糧が市民に届かなくなる可能性もありです。

大統領は１週間前、戦争だと言ったけど、ほんと戦争さながらの様相になって来た。

日本はそんな事態にならないように、気を緩めないでください。若い人も重症化する例出てます。万が一、外出禁止になってもそんなに辛くないよ。