今週金曜日に手術することになりました。
膝の良性腫瘍を取り除く手術です。
腫瘍自体は7年前に発見。
肉腫だったらどうする余命は、と6年前に0歳児を実家に預け、お先真っ暗で某がん研病院で精密検査。
で、良性かつ経過観察必要という結果に安堵し、2014年フランスに引越、赤子のお世話と生活への順応ですっかり放置という流れで来ました。この話は初めてします。
2018年に二人目も無事産まれ、育児も落ち着いてきた2019年から自分の腫瘍の検査を再開し始めたところでした。
年々大きくなってるからいつかは切るんだろうなと思ってたけど、手術するなら日本でやりたくて、フランスじゃ怖すぎるーと思ってました。
けど、このコロナでいつ日本に帰れるか分からぬ状況。
ましてや世界どこもコロナで逼迫してる医療施設。
6年ぶりに病院にいきなり行って手術なんてあり得ない。一時帰国の際はがん研は地理的に遠すぎて検査に行ってませんでした。
6年前日本の先生から聞いたのは、手術は結構大変、入院・リハビリ合わせて1ヶ月はかかるとかで、子供がいると結構厄介だなーな印象だったのよね。
んだけど、去年から膝が痛むようになり、エコーでコブが大きくなってるのが分かったのでこりゃあかんと動き出したのが昨年秋。
コロナだし、1年以内に手術出来たらいいかな、くらいの心持ちでした。
まずはフランスで手術経験のある夫を持つ友人に医者を聞いたりして覚悟を決め、病院を決めて内科→膝の整形外科→もっと専門の整形外科という流れで3人目の先生に会ったのが先週金曜日。
そんでもってその日に「キャンセルでちょうど空いてるから7日後に切りましょう」
という事で、まさかの1週間後に手術することになりました。。
フランスってこう予想範囲外から色々やってくるんですよ…
まあとにかく、私も旦那もみんなびっくりの展開ですがとりあえず切ってきます笑
執刀医によると、簡単でルーチンの手術らしいし(日本で聞いてた話と違う)、入院は日帰り入院らしいし(マジか、日本で聞いてた話と以下同)、起こり得るリスクというのも麻痺が一時的に数週間あるけど恒久的なマヒはないらしいので(ホントかよ)、まぁここまで来たら執刀医の言うことを素直に聞くしかないし、これぞ正にまな板の上の鯉。
その他、1月は日々トラブルも多くてやる事多し。
2歳息子が右目にアルコール洗浄液がかかったり、6歳娘のまぶたが腫れてアレルギー反応があったり、車の暖房が故障して修理したり、雪が降って後ろから追突されたり(停止してた&相手は低スピードだったから無傷です)と、とにかくまぁ日々色々あり、1月からあれこれ書類作ったり医者に行ったりと忙しいです。
帝王切開や盲腸の経験なしなので、初の切開ですわ。
リハビリ見越してたまに筋トレしてたけど、まさかの1週間後でもう間に合わない〜笑
まぁフランス的に庶民でもアクセス可能なトップクラスの医療施設なはずので不安はありません、と言ったら嘘になるけど、患者的には最善を尽くしたからあとは天命を待つ的な感じです。
手術に成功したらまた更新しに帰ってきます〜
頑張れーというありきたりな言葉しかかけてあげられないけど、次回の更新、待ってるからね!
ふっきい、ありがとよー!どう頑張ればいいのか分からないけど頑張って切られてくる!
次回の更新の時は、6年間抱えてきた腫瘍とは綺麗さっぱりお別れしてるんだね。
フランスで良い先生に出会えて良かったよー。
この6年の間にかなり医学が進歩してるんじゃないかとも思う。私、帝王切開同じ病院で2度やったけど、かなり老体化してたはずなのに、2回目の方が麻酔も痛み止めもかなり良くなってたし、術後の回復も良かった記憶。
日本から祈ってる。
いってらっしゃい!
ありがとうよ〜!
そうかもー6年で医学の進歩はありそうね。しかし帝王切開2回って心身ともに相当凄いなと今回思ったよ。お互い無事でなによりだね。。