9ヶ月健診の結果とB型肝炎のワクチン接種

今日はクリスマスイブですね!

世はお祭りモードの中、今週前半に子供の9ヶ月健診のため、小児科へ行って来たお話を。

フランスの9ヶ月検診、何をするの?

母の私に対する問診では、

  • 離乳食の内容や母乳の回数
  • ハイハイやたっちについて
  • 「バイバイ」をすると真似をするかどうか
  • 人見知りをするか
  • 名前を呼んで反応があるか
  • 「パパパ」などの単語を発音するか

を聞かれました。

その後、台の上でお座りをさせて、安定して座っていられるかどうかチェック。

耳の検査は内耳を診てもらったあと、両耳がきちんと聞こえているかどうか、背後から音の出るおもちゃを左右から出して、反応を見るのですが・・・

検査に使われたのは、「モ~~~」とのんきな牛の泣き声のする「Boite à meuh」と言うおもちゃ。

なんともシュールなフランスの小児科(笑)

そして、B型肝炎(hépatite B)のワクチンも接種しました。

B型肝炎とは?

B型肝炎はB型肝炎ウイルス(HBV)が血液・体液を介して感染して起きる肝臓の病気です。

参考元:肝炎情報センター

世界的には、B型肝炎ウイルス感染を防ぐために小児全員にB型肝炎ワクチンを投与している国が多く見られます。もともとB型肝炎ウイルスの陽性者率が高いアジア・アフリカ諸国や慢性化しやすいジェノタイプA型の多いヨーロッパ・アメリカでは全員にB型肝炎ワクチンを投与しています。一方急性肝炎での慢性化率の低い日本では、ほぼ新規のB型肝炎ウイルス母児感染を防げるようになり・・・略

日本では任意接種のワクチンです。ですが、フランスは陽性者率の高いというアフリカ系の人口が多いうえ、スキンシップの多いフランスでは、ビズ(bisous)という挨拶のやり方で、他人と頬や唇が顔に触れる機会が多いため、感染する可能性が日本よりは高いと言えそうです。

ワクチン接種後、特に目立った不調は無さそうで元気です。

食事が足りなかった?

健康面も、発達具合も問題ないようで、あとは身長体重を測って無事帰れるか、と思った矢先、

「身長が伸びてない」

とのこと。体重も7ヶ月の頃からほとんど増えていません。

先生によると「母乳が足りてない可能性もあるから、食事はもっと与えて良い、炭水化物をもっとあげてください」とのこと。

実際、良く食べる子で、食事を与えると延々と食べ続けてしまうのです。今まで多い日で200g、普段は100~150g前後の食事に50gのデザートをあげていました。参考までに、「こどもちゃれんじ」の冊子を見ると、対象月齢の子供よりは10~50gくらい多く食べていたため「食べさせすぎだよなあ」と思っていたのですが、足りなかったとは!

野菜のピューレ+ご飯や、じゃがいも、かぼちゃ、さつまいもなどの炭水化物は必ず入れていたのですが、割合が少なかったのでしょうか。

母、反省です。懺悔です!なんてかわいそうなことを!!

朝は今まで母乳だけでしたが、今後はヨーグルトもあげることに。→ 三回食の開始。

昼は炭水化物が多めの食事。蛋白質も加えます。

夜も炭水化物を多めに。蛋白質は消化が大変なので、与えないように、とのこと。ここは日本と違いますね。

離乳食を増量した結果は・・?

検診後。うちの赤ちゃん、朝はヨーグルト&フルーツすりおろしを100g、昼と夜は離乳食を250~300gを喜んで食べております・・・。良かったね。

消化できないのではと心配したのもつかの間、下痢もせず、ウンチは一日1~2回だったのが2~3回に増えました。

朝は早朝泣くことが無くなり、7時30分~8時30分頃の起床に戻りました。

夜は相変わらず21時~22時に眠くなって目をこすり、ベッドに置くと自然に眠ります。入眠できず泣きわめくことも無くなりました。(以前も稀でしたが、たまにあった)

クリスマス後、再度小児科へ体重を測りに行きます(再検診)。その時に順調に増えて入れば問題は無い。けれど、もし増えていなければ、精密検査をするかもしれないと脅されました。

たくさん食べて、大きくなあれ(切実)!

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