3歳9ヶ月になるうちの娘が通う公立幼稚園では、今週、クリスマス会が開かれました。
正しくは、クリスマスの合唱会ですね。
子供たちが毎日先生と練習したクリスマスにちなんだ歌を、年少2クラス全員で、親御さんの前に立って歌ったのでした。
写真は、くちに手をあてる振り付けの瞬間。
子供だけドレスコードがありまして、うちのクラスは赤い服、隣のクラスは緑の服という指示でした。赤だと男女とも持ってる率高いけど、緑の服って女子だと結構ハードル高いですよね。
といっても、これ指示されたのが2日前なので、まったく関係ない色の服装の子も何人か居ました!ゆるいぞ自由の国フランス。うちはたまたま1~2年前にセールで買ったワンピがあったのでラッキーでした。
場所は幼稚園のなか、体育などを行う部屋です。ここに子供たちが立つ場所を示すテープと、親用の席(子供用だけど)が用意されていました。日本の保育園や幼稚園の発表会のように、講堂やホールのような規模ではまったくありません。時間帯も共働き家庭を考慮して18時30分集合という遅めスタートなので、ほとんどの父母や兄弟姉妹などがまるっと来ていることもあり、親御さんの席は足りず、後ろは立ち見ですよ。
うちの娘は背が低いからか、最前列。なお、我が家はかなり早く到着して、これまた親の席の最前列で見れたため、ほんと目と鼻の先で娘が歌うところを見れましたw。
娘は、人前でみんなと一緒にじょうずに歌を歌えて、振り付けもしっかり覚えて披露できたことに感激。楽しそうでしたし、ほっとしました。
約10分程度?、子供たちは4曲くらい歌を披露して、舞台裏の教室に戻ります。
そのあとは、親も一緒に自由に教室の中を見学。日々制作しているいろんな作品が飾られています。
そして教室の机には子供たちが作ったクリスマスクッキーと、クリスマスキャンドル入れ、画用紙で作ったツリーの作品が一人ひとり用意されていて、それを持ち帰って終了という流れです。
超あっさりです。わたしは目の前で全身でがんばって歌っている娘を見てウルウルしてましたが、きっとそんな親は多分わたしだけだったでしょう・・・こういうフランスの出し物系ってドライです。
それにしても、フランスの年少クラスは11月~12月にやっと3歳になった子供もいるはずなのに、ほとんどの子が先生の指示をちゃんと聞けて、言われたことをきちんとできるのを見て、集団生活ってすごいと思いました。
娘が歌った曲はこの曲や、フランスの王道「プチパパノエル(Petit Papa Noel)」などのクリスマスソングです。
フランスのクリスマスソングは近所の図書館でもCDを借りられます。うちでは11月後半からクリスマス音楽をかけていて、家でみんなで夕食時に聞いたり、歌ったり踊ったり、ピアノで遊んでいたりしたので、娘もしっかり歌詞とメロディを覚えられたのかもしれません。
ちなみに日本語のクリスマスソングもかけてます。