立て続いた水回りのトラブルのおかげで、フランス生活に嫌気が差してきた私、今年で2年目です。
在住歴が長い方に言わせると、水漏れなど「序の口」だそうですが!
でも水回りのトラブルなんぞ日本でもあるし。今回の被害はほとんど無い。それでも何かにつけて「これが日本だったら・・・」とか思ってますんで、「一体あーたフランス生活の何が不満なの」と、旦那と話し合いました。(と前回の記事で書いた、その続き。)
で、色々と話してみると、自分でも認識していなかったストレスがあったみたいで、旦那に指摘されて判明しましたよ。
まず一つに、私のフランス語のレベル不足。今後は週に一回など時間を作って学校に通ってみるのはどうか、と旦那の提案です。現状、子育てしながら自発的な勉強は、まったくできておりません。
二番目は、2歳の娘の育児が煮詰まり気味なこと。ほかの子供や外の世界に興味を持つ娘を見ていて、私が頑張って常にかまってあげることが本人にとって良いのか謎。天気が悪いと家にこもりがちになって刺激が無いし、かといってテレビは見せたくない。ご近所にお友達はできたけど毎日会うわけではないし、私も自分の時間が欲しいタイプ。娘にも私にもこのままでは良くないという結論になり、これは保育園の日数を増やす申請をしました。希望は週2日か週3日もあれば十分なんですが、週4日以上でないと入れないみたい。それはそれでちょっと寂しい。でもそのぶんイライラママから、ニコニコママになれる自信はある。日本なら来年4月からもう幼稚園の始まる年齢だし、いけるかなと。
三番目は、自分の収入がないこと。旦那は家族の収入だから気にせず使えと言いますが、金銭的にも依存するのはなんか嫌だったんです。せめて日本への一時帰国くらいは自分の小遣いで帰りたいと思うけど、子供がいると働けないし、と無限ループ。なので仕事を探すことにしました。
まー「いまの生活の何が嫌なのか」っていう議題なんで、あれも嫌、これも嫌の、いやいや尽くし!
つくづく、うちの旦那さんはよくできた人だなあと思います。これが体育会系の日本男児だったら「頑張れ」の一言で片づけそうなものですが、今出来てないんだからこれからだって出来ないよと言う私のこと、よく分かってます。根性論では先に進まんのです。
うちの旦那だけではなく、フランスでは根性論を見かけませんね。そもそも残業がアブノーマルで週35時間勤務だし、育児に関してもギャルドリ(託児所)やシッターさん、お掃除のお手伝いさんを雇ったりするのが一般的で、恥ずかしいとか、他人からどう思われるかという感覚なさそうです。義理母も私に対して、もっと育児を頑張れみたいなことはまったく言わず、むしろ「ベビーシッターを雇わなくていいの?親が病気や事故など何かあったときはどうするの?」と、危機管理の大切さを説きます。もちろんその分のお金がかかりますが、こうしたサービスは税金での還付があったり、補助が出たりして、実質的な出費は大きくありません。このへんは社会主義国家の成せるわざですねー。
私がFacebookでフォローしているConobie(コノビー)という子育て情報サイトに、育児のストレスとその解決法として、不満をぶつけるのではなく具体的に解決策を考えよう、と「いつになったら子育ては楽になる?3人の子を育てる先輩ママの体験談」という記事が出ていました。日々カイゼンですね。
また、NHKスペシャルでストレス解消法の放送があったらしく、第二回のエピソードがFacebookでシェアされているのを観てみたところ、とてもよかったので貼っておきます。第一回はちょっとシリアスかも。
ということで、2016年下半期は、すこし生活が変わりそうな我が家です。
いろいろとお互い苦労あるけど、頑張ろうね。
今回は一方的にアドバイスもらってばかりで、私は何の助けにもならなかったけどねー
「根性論」のところ、すごい身に染みた。
そうだよね、根性だけではどうにもならないなって。
いろいろとありがとうー
ふっきい、
いやいやお互いさまよ~!あとこのYoutube第二回目のほうのエピソードで出てくるコーピングっていうのが結構良いと思っててね、自分のストレス解消法を沢山用意して今日はこれにしよ~♪って選んでどれくらい解消したか振り返るやり方なんだけど、今まで私のストレス解消法って断然おやつ食べること(笑)。おやつ食べてもいいんだーって気が楽になった、っていうのはたぶん番組の趣旨と違うんだけど(笑)!これだけだと体に悪いから他のも探そうと思ったわ。子供の教育についてもちらっと出てくるから第二回目はおすすめよ。