先日娘のバイオリンの実技試験がありました。
娘にとっては、バイオリンのテストというのはこれが初。
テストを受ける時期は子供の進度や成熟度によるようで、1回目のテストは楽器開始から2年目から4年目の間に受けるようです。
で、娘の結果はというと、いわゆる満場一致の満点でした。
この「満場一致の首席」というやつ、ヨーロッパ留学される演奏家の経歴によく見かけますが、満点みたいな最高評価という意味のようです。(演奏では「満点」という概念がなさそう)
本人はテストよりコンサートの方が緊張すると言っており、その前週にコンサートを無事終えていたので、テスト本番ではそんなに緊張したりプレッシャーを感じるようなことはなかったようです。
わたしは壁越しから聞いていましたが、曲を止めたりリズムが崩れたり、音符を忘れてしまったりというトラブルはなく、本来なら制御可能な音程のミスはありましたが、全体的には普段通り引けていたように感じました。
結果発表の時は4人の先生方から「すごい」「2年目でこの出来は素晴らしい」などと絶賛されてまして、本人も嬉しかったようです。
褒める教育いいですね。
娘がバイオリンを持ってからこの2年間、一時帰国やスキー旅行中も楽器を持参し、熱を出したの時や終日家を空けるときは練習をスキップすることもありましたが、なるべく2日連続で練習をサボらないように練習を続けてきた甲斐があったと思いました。
2021年9月から習い始めて今年で2年目。
今はバイオリンに触ってから1年と7ヶ月目ということになります。
練習時間は相変わらず短くて、ひどい時は15分(おい笑)、週末など時間をかけられる時でも1時間弱です。
練習も本人は嫌いです。
でもバイオリンは好きらしい。
嫌々やるならやめていいと何度も言っているので、いつ辞めると言い出すかと思ってますが、来年も継続するとのこと。
日本のジュニアコンクールの課題曲などを見ると、娘の年齢では相当遅れているレベルなんですよね。
今回テストで披露した課題曲は日本だとたぶん5歳の子が弾く勢いです。。。うちは9歳。
日本の英才教育だと4歳から楽器スタートするし、練習時間も1日2時間以上とのこと、ざっくり計算でも5年以上は遅れている計算になります!
なので、今回頂いたテスト結果は努力を評価して頂いたということでありがたいですが、決して”相対的に”よく弾けるわけではないと肝に銘じています。
テスト後は音階練習も始まりました。
今まではこういうのもやってなかったんですよね。
基礎練習が2年目の後半からなのはきっと嫌がる子が多いから?適性を見ているのかもですね。
褒めたり叱ったりしてモチベ上げつつ、この調子でゆるく継続を目指したいと思います。