娘の小学校前期終了

今週12/18(金)をもって娘の小学校は冬休みに入ります。

いまのところ娘は喜んで学校に通っています。

2020年9月から、2週間の秋休みを挟んでますが、本人の病欠は一度もなく、眼科診察で午前休を1回したのみ。年齢が上がって風邪をひかなくなったのは良かった。

小学校まで約1km坂道を登る登下校が程よい運動で体力アップに良いと思う。送迎している旦那もこの秋冬は風邪ひいてないし。車に乗ってる私と下の2歳男児だけ寝込んだだけに、なるべく歩かないとね。

娘の勉強面、通信簿はオールAでした。ドヤってないです。だって勉強内容が日本でいうところの幼稚園年長~小1一学期レベルと思うから。

娘の場合、幼稚園年長の担任がとても良かったので、小1の勉強につながる範囲をさらってくれていたし、今年前半はコロナで家庭学習だったおかげで、娘が私や旦那と勉強や読書をする時間が増え、読み書きは自然にできるようになっていたので、現時点ではあまり「頑張った」感はないですね。

まあでも娘は行きたくない日もあったかもしれないけど、学校に行ってるだけで頑張ってるだろうから褒めてますよ。

秋休みに入るまで(9月・10月)は小学校としてもコロナで学習が途絶えたことを踏まえて、例外的にかなり簡単な内容からスタートしていたようです。なので娘も「つまらない」を連発していたんだけど、秋休み以降は宿題量も増えたし、勉強範囲も広くなってきました。

さらにバカンス明けの11月から先生の補佐役に抜擢?されたらしく、娘としてもやりがいがあるようです。

補佐としては、プリントでも配ってるのかな?と思ったんですが、フランス語の読みが出来ない子のお手伝いをしているそう。

9月はクラスがうるさすぎたり、いたずらが頻発してて(すごいのよ、床に落書き、壁に落書き、叩くなど)、先生も色々試しているようで、秋休み後に3回目の席替えをしたらしく、娘の隣にはフランス語が読めない女子が配置され、娘はその子を助けるように、とのお達し。

また、ほかにもフラ語が読めない男子がたくさんいるので、困ってる子のところには娘が呼ばれて問題文を読んであげたり、分からないところを教えるという手伝いする、という感じらしい。

日本語は「あ」と読めたら、発音も「あ」なのでシンプルですが、英語やフランス語は単語ごとに綴りや発音が異なるので、色々ルールを覚えるのが難しいのよね。

娘だけではなく他にも2~3人女子が駆り出されてるらしいけど、娘いわく「ほとんど自分だ」ということで(笑)、まあどこまで本当かわかりませんが、小1でクラスの中から抜擢されてお仕事をお願いされるというのはその後も自信につながると思いますし、娘的にも退屈な時間がなくなるので私も良かったと思ってます。

友好関係もすでに仲良しの女子が2人いて、毎日お手紙やお絵かきやら色々もらったりしていて楽しそうにしてるし、そのうちの一人はとても優しい心の持ち主っぽいし、もうひとりはお母さんが日本好きで、少し話しただけでも子育ての方向性が似てる感じがします。

良いことばかりではなく、「日本人だ」と特定の男子からからかわれることもあるようで、これは避けられない、いつか必ずあることだし、大人になっても、フランスだけでなくどこに行っても背負うものだから今から免疫をつけていくしかないですね。

そういう意味では、公立の幼稚園に行ったことでアラブ人のお友達(親友)ができたことは彼女の社会性、視点を広げたなと思います。

小学校以降、その環境をやめたわけですが、これは未だに良い面悪い面、リスクなど、将来の不確定要素が多すぎてどっちが子供にとって良いのか分かりません。

少なくとも私は今の私立に子供を入れて、教育面、学校全体の方針、キリスト教的精神、保護者の雰囲気など総合的に満足しています。