みなさん、明けましておめでとうございます!
フランスでも新しい年を迎えました。
元旦なのに、お参りする場所そのものが無いことが違和感がぬぐえず、結局行くあても無いので家から出ず、凍った庭を眺めた元旦の朝でした。
2015年は一体どんな年になるのでしょう・・・良い意味で予想がつかず、ワクワクしています!
2014年は予想外の逆境
2014年は「はじめて」尽くしの一年でした。
はじめての妊娠に始まり、出産、育児そして、海外移住、海外子育て・・・人生最大級イベントが立て続き、育児の大変さや産後のホルモンバランス変化が影響したのか何なのか、もはや分かりませんが、一時期は人生初のホームシックから抜け出せずつらい時期もありました。(そういえば、はじめての海外での結婚式、というのもありました)
ですが!
あんなに毎日泣いていたのに、時が経てば解決するんですね~すっかり日々楽しく暮らせている自分に、わたしが一番びっくりです!(笑)
色々乗り越えて(?)ここまで来た2014年最後の日、フランスで過ごした大晦日は、涙が出るほど笑った楽しい年越しになりました。
2014年の年越しはラクレット&ボードゲームパーティー
日本の大晦日は、お店や飲食店は閉店し、みんな家で紅白歌合戦を見ながら家族と過ごすのが一般的ですが、フランスでは反対に、友達やカップルで賑やかに新年を迎え、飲んだり踊ったりゲームしたりと、朝までワイワイと楽しむようです。
例えばレストランではカウントダウンディナーコースを用意しているお店が多いので、カップルや友人と参加できます。他のお客さん達とカウントダウンをして、新年が明けたらダンスパーティーに様変わりするらしい。
公共の場でも賑やかです!今年のパリの凱旋門では年越しの花火が上がったので、シャンゼリゼ通りはシャンパンを抱えて集まる人でぎっしりだったようです。
Youtubeにもカウントダウンの様子がアップされていました。
我が家の場合は、旦那の大学時代の友人達が家に来て年越しパーティーをすることに。総勢9名でラクレット(チーズフォンデュのような料理)をしながら2014年最後の晩餐を楽しみました。
デザートはお友達のお手製!ビュッシュ・ド・ノエル、マカロン、ティラミスでした。
ちなみにこれを作ったのは男性。とーっても美味しく、あっという間に消えました!
あと写真撮り忘れましたが、他の男性もメレンゲのお菓子を作ってきてくれて、これもレシピを聞きたいくらい美味しくって疾風怒濤の早さでみんなの胃袋の中へ!この国は男性の手作りお菓子レベルが半端ない気がします。
カウントダウンが近づくとシャンパンを用意!日本のお屠蘇のように、年越しはシャンパン、というのが決まりみたいです。
結局朝の5時頃まで、みんなでボードゲームをしながら新年を過ごしました。久しぶりに夜遊びしましたが、この日は変な冗談も飛び交い、ゲームも面白く、全く疲れは感じませんでした♪ 自分の家だったのでいざとなればベッドに直行できるのも嬉しい限りです(ホストの役割放棄(笑))。
娘は当初、続々と集まるお客さんに「いったい何事!?」という表情でしたが悪い人ではないと分かると途端に嬉しそう!終始ご機嫌でした。就寝後も、一度起きたくらいであとはぐっすり眠ってくれたので母も安心して夜遊びに集中できました。
2015年より良い年に
今年一年、家族全員が健やかに、平穏に暮らせれば他に言うことはありません!
色々と心配し始めるとキリが無いので、ひとつでも多くの笑顔をモットーに。
日々の小さな楽しみを発見できるよう、幸せを感じられるよう、心にゆとりを持って暮らして行けたらいいなと思う元旦の夜でした。
今年もよろしくお願いいたします。
フランスママ